ジアンアトリエ探訪
- m-amour
- 3 日前
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130人が働くジアン社、アトリエの装飾部門では約30人が働いています。
ジアンの陶器は大きくわけて以下の3つのタイプがあります。
①クロモリトグラフィー
手作業で彫刻を施された銅版を使いできたシートを食器に一枚づつ転写していく技法。

②タンポグラフィー
量産が可能な機械印刷の技法。
③ハンドペイント
もっとも複雑な装飾のテクニックを要する。
下絵を写し、職人が筆を持ち、光と影を取り込みながら色を塗り込む作業。
工場には多くの男性も働いていますが、この装飾部門には女性のみが選ばれています。
そしてハンドペイントを手がける上級職人はなんとたったの5人です。

Virginie Devert(ヴェルジニー・ドゥべー)さん
彼女達のデスクは窓に面し、自然光が十分に取り入れられた開放感あふれるスペースでした。

2023年9月
ジアン社に31年勤務するベテランアーティストのヴェルジニーさんが、初めて来日しました。
ジアン社でのフランス展でのデモンストレーションは初めてのことで、本社のGMはもとより、工場ディレクターも日本への来日を注目していました。
以下は、ヴェルジニーさんよりフランス展へおいでのお客様へいただいたメッセージです。
三越のフレンチウィークにご一緒させていただけることを光栄に思います。
私たちの美しいソローニュ地域の典型的な装飾であるファイアンスリー・ド・ジアンのランブイエ装飾を通じて、私のノウハウを皆様にお届けできることを嬉しく思います。
その一週間では、陶磁器という高貴で生きた素材に筆を使う正確で繊細な動作の進化を鑑賞するための、物質や色の顔料を操作することに対する私の情熱を皆さんに伝えたいと思います。
ジアン・ファイアンス工場での長い経験 (33 年) を活かして、デモンストレーション中のご質問に喜んでお答えいたします。
こちらのデモンストレーションは
ジアンファンのお客様に大変喜んでいただけ
素晴らしいものとなりました。
皆様、お越しいただきありがとうございました。